秋の京都旅 紅葉と国宝に合える一石二鳥な「お寺巡り」がおススメ!!
朝晩がめっきり涼しくなり、巷のニュースでは今年の紅葉は例年になく美しいといわれているようです。
『紅葉』と言えばやはり京都が人気で、これからの時期、京都へお出掛けの計画を立てていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
実は京都で人気の紅葉スポットにはお寺や神社が数多く選ばれていますが、紅葉の時期だけ期間限定で寺宝の数々を特別公開しているお寺があります。
せっかくなら、普段は見られない貴重な国宝を拝めるお寺を旅してみてはいかがでしょう?
紅葉と国宝を一度に見られる一石二鳥な旅が楽しめますよ!!
神護寺(じんごじ)
京都市の北西、高雄山の中腹に立つ神護寺は屈指のもみじ寺であり、国宝の宝庫です。多宝塔特別拝観(10月11日~13日)
★見どころ『伝源頼朝像』をはじめ多数の国宝を所蔵する神護寺。2014年秋の特別拝観では、女性的な雰囲気が漂う檜の一木造の国宝『五大虚空蔵菩薩像』が安置される多宝塔が開帳される。11月8日からは、境内の夜間ライトアップとともに、金堂の正面を開けて国宝『薬師如来立像』を公開する。
神護寺ホームページはこちらです。
仁和寺(にんなじ)
仁和寺には宿坊もあり、宿泊者は金堂での朝のお勤めに参加できます。金堂も国宝です!秋季名宝展(10月1日~11月24日)
★見どころ光孝天皇の勅願を宇多天皇が継いで建立された仁和寺は、明治まで代々法親王が住職を務めた天皇家とゆかりの深い寺。多数の国宝があるが、「秋の名宝展」では、霊宝館で国宝『阿弥陀三尊像』国宝『御室相承記』などの寺宝を展示する。桜の名所として有名だが、紅葉も美しい。
清凉寺(せいりょうじ)
光源氏ゆかりの寺。多宝塔の南側から聖徳太子殿を囲むように、真っ赤な紅葉の林が見られる。霊宝館 秋季特別公開(10月1日~11月30日)
★見どころ嵯峨天皇の皇子で、光源氏のモデルといわれる源融(みなもとのとおる)の山荘跡に建立された浄土宗の寺。国宝『本尊釈迦如来像』の胎内に納められた造像にまつわる文書や仏教版画、同じく国宝の『阿弥陀三尊像』が特別公開される。
東寺(とうじ)
教王護国寺(きょうおうごこくじ)とも呼ばれる。宝物館秋季特別展(9月20日~11月25日)
★見どころ約1万5000点に上る寺宝のなかから、密教の儀式「伝法灌頂」をテーマに展示。国宝の『十二天像』など国宝・重文が多数並ぶ。
(十二天屏風)
東寺のホームページはこちらです。
大徳寺(だいとくじ)
多くの名僧を輩出し、茶の湯文化とも縁が深く、日本の文化に多大な影響を与え続けてきた寺院である。本坊 曝涼展(10月12日)
★見どころ毎年10月の第2日曜日の1日限定で、約100点もの寺宝が虫干しを兼ねて公開される。なかでも牧谿の代表作の一つ、国宝『観音猿鶴図』は必見。
青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)
10月に落慶予定の青龍殿。将軍塚からは美しい紅葉と京都市内の景観が楽しめる。将軍塚青龍殿落慶記念 国宝『青不動明王』ご開帳(10月8日~12月23日)
★見どころ青蓮院は、東山の閑静なエリアに位置する名刹。徒歩30分の飛び地境内にある将軍塚は、京都を一望できる名所。そこに今秋、建立される「青龍殿」の落慶を記念し、国宝『不動明王二童子像』(青不動明王)が、修復後初公開される。期間中は、青蓮院でも『不動明王二童子像』を精密に再現した復元模写が展示される。
青蓮院門跡のホームページはこちらです。
期間限定で特別公開される貴重なものばかりです。なかには1年のなかで、たった1日限定公開の国宝もあります。お見逃しのないように!!
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